その他

許すこと

これまでお世話になったりした人に、時として自分に対して失礼な言動や行為をされると、そのことが頭にこびりついてどんどん大きくなって、その人との関係をこじらせるような行動を知らず知らずのうちにとってしまうことがある。

嫌なことをされて関係が悪化するのは仕方ないとして、その時関係が悪化するまでの過程で自分がどうその他人に接するかがとても大事な気がする。嫌な行為や言動だけが膨らんでいってしまって、それ以外にお世話になったことやその人のやさしさを忘れてしまうこと。それでは、自分のハートが成長しないような気がする。目には目を、歯には歯をといった形で敵対してしまっては、その他者とのかかわりは終焉を迎えてしまう。もちろん、嫌な言動や受け入れられない発言等は無視したり、時には嫌だと意思表示は必要だが、必要以上に対峙しないこと。

相手だって間違うこともあるし、未熟な部分がある。それを認めて許すことが自分のメンタルを成熟させる一歩につながるのだと思う。